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第一種衛生管理者

今回は【第一種衛生管理者】について書きたいと思います。

 

【受験したきっかけ】

一般的に衛生管理者を受験する方は会社に頼まれて受けるようですが、自分は常々建設業界の実態に疑問があり (↓参照)

dokugakushikaku910108.hatenablog.com「自分の身は自分で守る」をしっかり学ぼうと思ったのがきっかけでした。

労働環境や待遇について確かな知識をもって、おかしいところをおかしいと言えるようになろうと思ったのです。

 

【概要・所感】

受験は独学、平成30年。

自分は有害業務を含む職種ですので、第一種を受けました。

第一種、第二種とありますが、第二種は有害業務を除く範囲であり、第一種はそれを含みますので、上位資格となる位置づけです。範囲も有害業務がプラスされますので広くなります。

受験資格は多岐に渡ります。試験会場等、詳細は「安全衛生技術試験協会」で確認してみると良いでしょう。試験対策としては、とにかく過去問過去問…過去問でした。基本テキストは1周2周であとはひたすら過去問でなんとかなる…という塩梅です。

試験内容は使いまわしの問題が比較的多いと感じました。コツとしては深入りするより、問題のパターンを暗記する…といった感じでしょうか。問題数に対して試験時間はとても長く感じました。試験問題は持ち帰れませんでした。

自分の場合は、試験前に「酸素欠乏及び硫化水素危険作業主任者」「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」の技能講習を受けていましたので、その範囲に関して理解があったのも合格できた要因だと思っています。もし受験を考えており、理解を深めたいという方には技能講習、おすすめです。

人気のある試験ですので、申し込みから2、3か月後あたりに受験本番という感じです。

勉強時間は最速一週間とかいわれていますが、初めての方はしっかり準備する必要があると思います。

 

【受験会場が遠い】

この試験のツライところは受験会場がとにかく遠い!という事です。

自分は「関東安全衛生技術センター」まで行ったのですが、最寄り駅からバスや乗り合いのタクシーで向かう事になります。徒歩では心が折れる距離です。何れかに乗りましょう。帰りも同じくバスかタクシーに乗りましょう。

 

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第一種衛生管理者免許証

【取得後】

建設現場では安全協議会などでヒヤリハット等の意見交換がありますが、労働基準法や労働生理の側面から意見できるようにもなり、危険等に対する意識も高まりました。

また、当時の会社では特に手当は付きませんでしたが、転職先では資格手当がありましたので、結果オーライといった感じです。